XH300 デバイスのウェブブラウザは HTML5 をサポートしており、複雑なウェブページでもすばやくスムーズに読み込むことができます。クラウドアプリケーションのダッシュボードの表示や、Web サーバー内蔵型ローカルデバイスの可視化などに使用できます。イートンの XC300 モジュラー PLC、easyE4 小形ロジックコントローラなどの Web サーバー内蔵型のローカルデバイスが、イーサネット経由で接続されます。これにより、ユーザーはデバイス上に稼働データを表示したり、Web 可視化をリモートで実行したりできます。

内蔵の構成ツールは、ユーザーが XH300 デバイスをカスタマイズできるようにサポートし、導入を容易にします。デバイス本体のパラメータを調整できるだけでなく、他の Web サーバー内蔵デバイスにアクセスして、HTML5 ブラウザの設定も変更することができます。

イートンの「セキュア・バイ・デザイン」の思想に基づき、イートン製品は厳格なサイバーセキュリティのプロセス、要件およびテストの標準への適合が保証されています。イートンのサイバー技術者は、国際標準化団体が認定している水準以上の能力を備えています。イートンでは、サイバーセキュリティプロセスおよびセキュア開発のライフサイクルが製品開発に組み込まれており、イノベーションの基盤としてイートンのラボ、調達、設計チームの指針となっています。また、イートンのカスタマイズされたテスト手順が、イートンの製品がサイバーセキュリティに関する業界標準を満たしていることを保証するのに役立っています。サイバーセキュリティは後から付け加えて終わるものではありません。システムの複雑さ、脅威のシナリオとテクノロジーは絶えず進化しています。サイバーセキュリティの追及に終わりはありません。イートンは、サイバーセキュリティ標準に関して、常に時代の先を行くための努力を続けています。